大菩薩峰ゲ●酔い旅行
2006年10月13日

葡萄畑
フルーツ公園
平日に有休取れたんだから、どっかドライブへ行くぞ!


という旦那の独断と偏見にGOサインを出してしまった私は、自分が運転しても酔いそうな山道を登るハメになりました(T-T)

行き先は山梨県大菩薩峰
勝沼インターから一面ブドウ畑を通り抜け、まず向かったのは大菩薩峰の入り口、「雲峰寺」


なかなか趣のある石段を登ると大きな桜の木が出迎えてくれました。春にはさぞかし綺麗な景色が出迎えてくれることでしょう。

このお寺、武田家ゆかりの地らしく、いくつか看板が立っていました。旦那は興味深そうに読みふけっていましたが、私はとりあえず深呼吸。
この階段がけっこうきつかったんです^^; すべるしガタガタだし・・・、階段の面が平坦じゃないし・・・。

胸いっぱい吸い込んだ空気がとてもすがすがしかったです。
特に人がいるわけでもなく(呼び鈴を鳴らして御朱印しようとしたら誰も返事をしなかった)、やることもなく・・・。
お弁当を広げようかと思ったのですが、なんとなくそれもはばかられ・・・。
そそくさと退散することにしました。帰りもこの石段を下りるのかと思うとちょとドキドキでしたが、横に車でも上がれるなだらかな坂があり、駐車場の目の前に出ました彡(-_-;)彡
さて、いよいよ大菩薩峰の登山口を目指してとりあえず休憩所のような場所があるというので、そこまで車で行くことにしました。



10分後 引き返しました。

この峠、車一台通れる程度の狭い山道の上に、15秒ごとに容赦なくやってくるヘアピンカーブ・・・。
すきっ腹のか弱い私には無理です。

まだ旅行は始まったばかり、せっかく山梨くんだりまでやってきて、午前中でダウンするわけにはいかないのです!!
まだお弁当も、温泉も、葡萄だって食べて無いんだから!!
というわけで、深刻なダメージを受ける前に、私は潔く白旗を上げたわけです。
ナイス判断!! ナイス撤退(≧▽≦)ノ

この際、旦那のあきれた顔には無視を決め込み、苦笑は聞こえないふり。
これ以上胃がゆれないようにしっかり手で押さえ、来た道を戻る10分を乗り越えました。
そして、来る途中見つけておいた温泉施設 「大菩薩の湯」に旦那を誘導し、とりあえず車から解放されました。
で、もちろん風呂に入るわけですが、その前に腹ごしらえ!!
あれだけゲ●酔いで、自分食べれるのか??と 自問自答しましたが、胃が食べれそうだと申しますので駐車場脇の川原でさっそくお弁当を広げたわけです。
車から降りて10分後には、酔っていたのが嘘のようにパクパクとお弁当を食べてる自分に乾杯!!

さて、難なくお弁当を完食した私は、すっかり元気を取り戻し、温泉も満喫しました。

特にその後の予定も立ててなかった(本当は軽く山をハイキング→山までたどり着けず)私たちは、売店のおばちゃんから耳寄り情報を得て、一路「フルーツ公園」なる場所へ向かうことにしました。

せっかくおばちゃんがレジをほったらかして地図を書いてくれましたが、ありがたく聞き流し、ナビに行き先をインプット。
途中、おばちゃんが行っていた、池などを見つけて喜びながら、「笛吹川フルーツ公園」に到着しました。

行ったのが金曜日と平日だったため、特になにかイベントがあるわけでもなく・・・。


あ、イベントの準備は見ました彡(-_-;)彡

写真のテントのしたには、非常に美しく整えられた翌日の模擬店用と思われるテーブルと椅子が納まっています。
あまりにも、ぴったりと椅子が重ねあわされ、一部のすきも無いほど美しく並べられた机は撮影に価するのですが、怪しすぎるので止めました彡(-_-;)彡

また、晴れていれば、きっと目の前に富士山が広がっているんだろうなぁ・・・というだだっ広い空間のみ鑑賞し


園内の花壇と、売店、それから水上アスレチックなるものを旦那が堪能し、人目を忍んで植え込みのふちに見つけたおいしそうなタンポポをちぎっては袋に入れ、ちぎっては袋に入れ・・・



結局、限りなく怪しい人たちと化した私たちは、早々にここも引き上げることにしました。



いまさらですが・・・。

公園内の花梨や柿、りんごの木なども 実が手に届くような位置になっていながら、誰も手を出さず自然のままに腐り落ちている様は一種感動的でした。

「観賞用です。取らないでください」という張り紙1枚で、みんなまじめに守っているんだなぁ・・・と思うと日本人もまだまだ捨てたもんじゃないと思いました。

いや、山梨県人が いい人なのか? それともありあまる果物にいまさら、もって行く気もしないのか・・・?
そんなどうでもいいようなことをモンモンと悩みながら駐車場に向かったわけですが、駐車場の木々もダイブ秋の色を増して 美しかったですね。

見渡せば、ここは結構な高台。
辺りの山にも ちらほらと鮮やかな紅葉の兆しが見えていました。

いつの間にか 秋はすぐそこまで訪れていたんですね。